
体験談を新旧の生徒さんにお願いしていたこのタイミングで、こんな嬉しいメールを受け取りました。
Bonjour, Marie!
C’est Monique! J’espère que tu vas bien.
実は今、カナダのトロントに来て1年と1ヶ月が経ちました。去年の7月から、トロントにある専門学校で一年間グラフィックデザインの勉強をして、
今年の7月に無事にこっちの専門学校を卒業して、今はカナダでワーキングビザがおりるのを待ちながら勉強&就活中です。
フランス留学から帰って、将来自分がやりたいことが分からなくなっていたときにMarieに会いに行きました。帰り際にMarieが言ってくれた、
「人の役に立つ仕事、人を助ける仕事をしたら」と言っていたのをずっと考えていて、興味と勢いでたどり着いたのがグラフィックデザインでした。
今年に入って既に二回も失恋したし、まだワークビザも降りないけれど仕事の面接には1回呼ばれたので、もう少しかなって思っています。
日本人の友達も、他の国の友達もたくさんできて、毎日楽しいです。あとは社会人として自立できるようになるのが今年の目標です!
勉強は学校に行くだけじゃなくて、自分でも続けられることを教えてくれたのもPas à Pasでのフランス語の学びでした。
無事に仕事が決まったら、またメールします!フランス語も忘れないように、最近やっと自習を再開しました、、(笑)
オンラインポートフォリオもあるので、よかったら暇なときに見てください!
Je te remercie encore pour tout ce que tu m'as donné ou enseigné.
Bonne Journée!
Monique
私はこのメールを読んで嬉しくて思わず嗚咽しました。
モニークは、中学1年生の時に、お母さんに連れられて、どちらかというとお母さんの意思でフランス語を始めたように思ったので、もしやりたくなかったらやめていいんだからねってこっそり言ったりしていました(お母さん、もしかしてそうじゃなかったらごめんなさい)。
私はこのメールを読んで嬉しくて思わず嗚咽しました。
モニークは、中学1年生の時に、お母さんに連れられて、どちらかというとお母さんの意思でフランス語を始めたように思ったので、もしやりたくなかったらやめていいんだからねってこっそり言ったりしていました(お母さん、もしかしてそうじゃなかったらごめんなさい)。
でも、札幌は寮生活で、中高と6年間、パザパに通ってくれて、その頃は、パザパは全クラスが個人レッスンだったので、1対1でずっと続けてきました。本当におとなしいを絵に描いたような女の子で、いつもはにかんだ笑みを浮かべて、ふざけたり、自分の主張は一切しない真面目な女の子でした。
で、大学受験という時に、特にやりたいことがないと思ったらしく、だったら、ずっとやってきたフランス語をやることにしたというか、もしかしたらなんとなく、だった気がしますが、とある外語大学のフランス語学科に入り、すぐに校内の暗唱のコンクールで優勝、翌年のフランス公費留学をゲットし、1年間ほとんど費用は学校持ちでフランスで勉強してきました。その時私は、パザパでのレッスン代は取り戻したなあ、お母さん、やりましたね!!と思いました(すみません、お母さん)。
で、多分、卒業の時か、その留学から帰ってきた時か忘れましたが、やりたいことが見つからない、と私に言ったのでしょう。
私は、普段、人の役に立つ、とか、そういう優等生っぽいことは言わないのですが、その時は、なぜか言ったんですね(笑)
仕事っていうのは、人が楽しく豊かに暮らすためにあると思っています。だから、それは賃金が派生しようがしまいが、家事も育児も含めて、仕事なんですね。
そんなことを言ったか言わないか忘れましたが、私との会話の中から何かを持って帰ってくれたのでしょう。
まさか、デザイナーになっているとは!!!しかも外国で。。。
そして、そのサイトを見たら、素晴らしいこと素晴らしいこと!!!
あのコが。。。こんな宝を内面に秘めていたなんて。。。
涙。
パザパでは、文法のしっかりやりますが、フランス語圏に行った際の常識の違いのアドバイス、パザパをやめた後のフォロー、時に人生相談、そして何より、通常のレッスン中の日本人同士っぽくないコミュニケーションなどから、みなさんを、語学+αの世界に誘わさせていただきます。
そして、たくさんの人が自分の夢を実現したり、そうでもなかったり(笑)いろいろですが、何らかの人生への影響をパザパで感じていただいたようならいいな、と思って、日々、フランス語の発音矯正に励んでおります。
いえ、本当は、あんまり考えてないんですけれどね(笑)
でも失恋もしたとのこと、とっても素敵な人生に漕ぎ出だしたようです。
追記:このブログを載せてもいいか確認のやり取りの中で、また、こんな嬉しい言葉のプレゼントをいただきました。あ、また涙が。。。


