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日々是ぱざぱ

代名動詞というもの

パザパの課程のオレンジ組の最初の方に「代名動詞」というものが出てきます。

普通の進み方で行くともっと早く出てくる項目だと思うのですが、パザパはゆっくり確実になので、約1年くらい経ってから出てきます。

代名動詞とは、たとえば、leverという動詞、意味は、「起こす」、で、何か寝ているものを起こす(立てる)時に使います。例)わたしは、旗を立てる(上げる)Je lève un drapeau.
なのですが、「わたしは起きる」という文章の時にも使われて、その時に、動詞の前に、本人を表す代名詞meがセットされます。すると、「Je me lève. わたしは起きる」になります。
これを、Je lève.にしたところで、なんの問題もないです。後ろに、旗がくれば、他動詞、こなければ自動詞でいいのです。
英語はそれで成り立っているのだから大丈夫なんです。

じゃあ、なんで、フランス語ではこれ、あるのかっていうと、文法学的なことは知らないのだけれど、わたしがじーっと分析してみると、幾つか、思いつくようなこともある。


ひとつめは、どこか、自分が意識を持ってそれを自分にやらせているんだよ、っていう心を表現したい。Je me lèveを直訳すると、「私は私を起こす」になります。そこに自分の意思が表現されているわけです。わざわざやっているんだよ、ということですね。

ふたつめは、互いに〜するとか、熟語(本来)的用法では、役に立っているので、その辺で存在を要求されているから、再帰的用法でいらなくても、やっぱキープしたい。

みっつめは、フランス語独特の表現であるからこそ、他の言語との差別化上捨てられない。

実際、自動詞、代名動詞、両方の意味を持つものもあります。coucherなんかもそうです。
Je couche par terreもJe me couche par terreもある。
違いはって言うと、前者には意思は感じられない。ただ、寝転んでみた的な。
後者は、ちゃんと休もうと思って(もしくは何かの意図があって)、寝る的な。

なんか、フランス人の行為へのこだわりをそこに感じます。

フランス語の表現にはものや対象を主語にして自分の責任を回避するような表現がたくさんあって、とてもフランス人ちっくなのですが(それに対して、日本語の表現は動作主を曖昧にするのが得意)、この代名動詞に関しては珍しく、きちんと自分の責任を引き受けている感じを持ちます。でもそれを「きちんと」言い張るところも普段それ以外は引き受けていない、という証明でもあるかも??(すみません、勝手な言い分)

この代名動詞、なかなか頭に入りにくいらしく、生徒さん泣かせの項目のようです。

それは、なぜ、それがあるのか、どのように役立っているのか、というのがわかりにくいからなんだと思います。

それをちょっと感じていただきたく、文章を書いてみました。

楽しく代名動詞も学びましょう♪

お申し込みはMAILかお電話011-612-0113で。


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